「楽しみの書画 森重陽子」のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
小さい頃からとにかく書くことが大好きでした。
8歳から書を習いはじめ、18歳の頃に本格的に書の先生に師事しました。師範資格の取得、書展への出品、素晴らしい先人の書との出逢い、いろいろな経験を経た中で書の奥深さを教えていただきました。
その一方でもっと自由に画を加え自分なりの表現ができないか…20年を過ぎた頃から真剣に考えるようになりました。
そんな折、全国公募の「その後の桃太郎絵本コンテスト」に応募してみようとふと思ったのです。
5mほどの絵巻に物語を仕上げ、自分の陶器の壺を付け、出品したところ、嬉しいことに「グランプリ」をいただきました。
これがきっかけとなり、ギャラリーのグループ展に参加。
その時初めて書と画を一体化させた葉書作品を100枚出展。
これが楽しみの書画のはじまりです。
当日、想像をはるかに越える程、来場者の反応が良く"こういう事がしたかったんだ"と実感できた瞬間でした。
それから何年も湧き上がる言葉を書にし、画を調和させる研究をし続け、現在の「楽しみの書画」の形を確立してきました。
現在は百貨店での個展を中心に活動しています。
楽しみの書画の言葉に共鳴して涙を流す方、プレゼントした方がとても喜んで下さったとすばらしい笑顔で報告に来てくださる方…。
沢山の方々から感謝の言葉をいただき、その度にこの仕事に就けて良かったと心が叫びます。
オーダー作品では、お客様の背景をじっくりお聞きし気持ちにそった作品になるように、一枚一枚心を込めて創作しています。
今は何にもとらわれる事なく「心で動く」をモットーに創作活動に励んでいます。
今後とも私らしい書と画の世界を展開していけるよう、努力していきたいと考えております。
1964年 |
大阪府枚方市うまれ。 8歳から書道をはじめる。 |
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1972年 | 18歳の時、書の師につく。 |
1981年 |
大学卒業後、電器メーカーに入社し、5年勤務したが書との両立が難しく、書の道で自立する事を決意。 その後、師範資格取得(漢字・かな・ペン字)。 2000年 日本書芸院二科審査員になる 2001年 読売書法展特撰 2002年 読売書法展秀逸 |
2002年 | 全国公募「その後の桃太郎絵本コンテスト」に絵巻物と陶器の壺を出品。グランプリを受賞。これ以降「楽しみの書画」活動を開始。 |
2007年 | 師の他界をきっかけに書道団体から退く。 |
2006年以降 |
[個展]楽しみの書画展 ・近鉄百貨店奈良店クラフトスタジオ ・近鉄百貨店阿倍野アートギャラリー ・大丸百貨店心斎橋店南館特撰ギャラリー ・守口京阪百貨店 画廊 ・2013 あべのハルカス近鉄本店 アートギャラリー |
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